気ままに宇宙的ブログ

宇宙と食事の話がメインですが、たまに旅行や小ネタを挟みます。どうぞよろしくお願いいたします!

秋の味覚を満喫して思った「あぁ、これこれ」な満足体験が減った件

「あぁ、これこれ」

 

 最近この感覚を忘れていたように思います。

 

そして、「あぁ、これこれ」と思ったときって、思い出した瞬間に周りにあったいろんなことが走馬灯のように駆け巡ります。

 

最近の「あぁ、これこれ」はこちら。

 

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分かりますか?

 

9月に入って旬を迎えるもの。お皿にパラパラと転がっている銀杏もそうですが、真ん中に積み重ねられているもの。

 

これ、「栗の唐揚げ」なんです。

 

食べてみるとちょうど良い塩加減のなかに栗の甘味がぶわっと広がります。そしてアツアツ。

 

「あぁ、これこれ。これだよ栗の美味しさは……」

 

そして頭の中を駆け巡ったのは……中学校の修学旅行で京都に行った時のことを思い出しました。栗を食べた記憶がないので栗はまったく関係ない気がします(苦笑)

 

初めて清水寺に行き、NくんとSくんとMくんと記念写真を撮ったなあとか、Uくんがものすごくでっかいオレンジ色のリュックを持っていたなあとか。今元気かなみんな……なんて。

 

忘れていた記憶がブワァっと蘇りました。

 

つまりこれ、「栗の唐揚げ」を食べるまで忘れていたんです。友達との楽しい思い出を……。

 

堂島孝平さんの「セピア」という曲にこんな歌詞があります。

 

思い出というのは 何かのきっかけ

よみがえった 記憶のことです

 

かなり飛躍しているかもしれませんが、最近「あぁ、これこれ」=「きっかけ」が少なくなった気がするのです。

 

毎日同じものを食べたり(朝はパンとコーヒー)、毎日同じ時間に起きたり、毎日同じことを考えたり……。

 

そして怖くなりました。何か大事な思い出を忘れてしまっているかもしれないと。

 

いや、何か分からないけれど、きっと忘れてしまっているに違いない……。ただ、それを思い出そう!というのは難しいですし、本末転倒な気がします。

 

ということで、最近やってなかったけどやってみるかー、というものを機会あれば積極的にチャレンジしよう、まずは秋の味覚を食べつくす!と思った次第です。

 

サツマイモ、キノコ、里芋、カボチャ……と、駄文失礼しました。

 

ちなみに、「栗の唐揚げ」は私が学生時代にバイトしていた吉祥寺の「ひょうたんなべ」で食べることができます。本当に美味しかったのでぜひとも。

 

今週のお題「秋の味覚」をお届けしました。